「話す」ことが苦手な人のための会話術



実践で克服する

 

 

さて、どんどん実践していくことで苦手意識を克服していきましょう。単純にコミュニケーション不足、会話の経験値の少なさが原因で、苦手になっていることも考えられます。

 

人とあまり接する機会がないと、話すことも少ないので、結果的に会話が苦手になっているのかもしれません。会話は何度も繰り返すとどんどん上達していくものです。従って、経験自体が少ないと、上達はしにくいということです。

 

会話のパターンも、コミュニケーションの中で培っていきます。やはり実践が必要です。苦手なことは実践で克服しましょう。会話が苦手だと自覚している人は、苦手だということを言い訳にして、消極的になっていることを正当化してしまいがちです。

 

複数人でいる時も、笑顔は見せても発言はしない。一対一なら相手が話題を振るまでこちらからは何も言わず、いつも受身になって自分からは話しかけられないというようなケースがよく見られますが、克服したいなら実践あるのみです。

 

誰でも最初からうまく会話できるものではありません。それを気にして会話を疎かにしていると、会話力はますます劣化していってしまいます。100%成功する会話などはそもそもありません。気まずい思いさせたら謝ればいいのです。そして、楽しい時間が過ごせたら感謝すればいいのです。

 

これで大抵の人とうまくコミュニケーションを取ることができるはずです。以後は、どんな反応が受け入れられやすいか、どんな話し方をすればいいかなど改善していけばいいのです。学びながら、人は会話力を身につけていけます。