「話す」ことが苦手な人のための会話術



会話が苦手な原因を知る

 

 

「会話が苦手だ」、「会話をしても盛り上がらないので辛い」と感じて悩んでいませんか?会話が苦手だと感じてしまうシーンは仕事中でもあるし、友達と話している時でも多いものです。

 

一番まずいのは「苦手だという意識」が固定化してしまうことで、そうなると自分から積極的に話しかけられなくなったり、話しかけられないよう相手を避けるような行動をとったりします。グループの輪からも自然と離れてしまうかもしれません。仕事上でそんな状態が長引いてしまうと仕事を辞めたくもなるかもしれません。

 

何もかもがネガティブになって毎日がもっと辛くなります。これでは大変です。まずはなぜ会話が苦手なのか、その原因を知って、改善策を見つけ出すことが求められます。

 

会話が苦手という原因も人によっていろいろでしょう。話の内容が貧困、自分に自信が持てないなどもそうですが、自分では苦手だと思っていないのに、なぜか相手から敬遠されているなんてこともあります。

 

さて、あなたの場合はどういった場面で苦手だと感じているのでしょうか。その原因を究明してみることをお勧めします。まずは会話での失敗経験、いわゆる過去のトラウマが関係している場合があります。過去の失敗経験があると、誰かと話すたびにその記憶が脳裏をよぎるわけです。失敗してはいけないという強い強迫観念から言葉がスラスラと出てこないような事態に陥ってしまいます。そうして再び失敗してしまうと更に心の傷となって会話もいよいよ苦手な人になってしまいます。

 

こうしたトラウマを払拭するのは難しく、会話が苦手な原因の中でもこれが最も厄介な原因となるかもしれません。